國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

2004-10-24から1日間の記事一覧

幻の湖

よく「珈琲時光」を表現するのに「淡々としている」って言い方があるけど、「幻の湖」こそ、ほんとになにも起こらず淡々としている映画だ。しかもその「淡々と」が狂気の域にまで達している。

小椋佳

「NHKアーカイブス」で小椋佳を見ているよ。76年てのが趣き。

ヴィスコンティ

と。いや、「山猫」の感想とか書いてる人とかいたら読んでみたくて。誰かいっしょに行ってくれる人がいたらぼくも観に行きたいです。よろしく。

小津安二郎

「浮草」を観る。この前観た「宗方姉妹(むねかたきょうだい)」につづいて、雨が降り、女が殴られるのだった。 (これ、昔いっぺん観ているはずだけど、なんにも憶えてなかった。それとも観た、ってのは気のせいだったんだろうか。ううん。観たことはあると…

『渡り鳥いつ帰る』

昨日観たこれ、もう少し書いときたいが、いろいろと見所があってさ、上手く言えりゃあいいんだが、ともかくも、食うシーンがいい、って書いたけど、高峰秀子がまったくのアプレで、調子ばかりよくって、とんとマイペース、自分のしたいようにしかしやしない…

映画鑑賞

「晩菊」(監督:成瀬巳喜男)と「眠狂四郎無頼剣」(監督:三隅研次)を観る。(最近は観た映画、いちいち書いてるなあ。しかも感想付き。ごくろうさまなことだ。こういうのは一度やっちゃうとな。つい続いてしまう。止められない。ま、備忘録にもなるし、…