國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

血と骨

山猫 イタリア語・完全復元版 [DVD]

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そうか!わかった!
「血と骨」、たけし演じる金俊平、話の要になるあのオヤジ、みのもんたが演ればいいんだ!
そうだ!そうすれば名作だ!ベストキャスト!それはみの!

血と骨Pt.2

この前、母親に「"ブロック "ってなに?」って訊かれたので
それは崔洋一がケンカの時に、その場では相手にとりあえず謝っておいて
その後で、当の相手が油断したところで後ろから回り込んで殴る時に使うものだよと
応えておいたがあながち間違いでもないが、おれはいまこうして
その「ブロック」に書き込んでいるというわけだ。
さて「金俊平=みのもんた」で「血と骨」を思い浮かべてみたら、
そのあまりのリアルさにおれはまったくこわくなってしまったよ。
今夜はきっと寝付いても、みのの悪夢に目が覚めるに違いない。
金貸しになったみのもんたが取立てに来て、
「返すのか、返さないのか、どっちなんだ?!」「ファイナルアンサー?!」
と云うや、彼奴にギロッと睨み付けられるんだゼ。
「テ、テ、テレフォン・・・。」と、とりあえず切り返してはみるがそんなもん一時しのぎ。
結局は橋から身を投げるのがオチ。

ブルース・ムーヴィー・プロジェクト

レッド、ホワイト & ブルース [DVD]

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ブリティッシュ・ロック前史。
アビーロード・スタジオにヴァン・モリソン、ルル、ジェフ・ベックトム・ジョーンズ
他、ヴェテラン・ミュージシャンが揃い、セッション。
その合間にこれまたブリティッシュ・ロックの重鎮たちのインタヴューが入る構成。
よって意外とブルース・ミュージシャンの映像は少ない。
あくまでも英国音楽史。
ちょっとセッション部分が長いなあとかも思ったが、
それはともかく、ジョージ・フェイム、ジョン・メイオール、スティーヴ・ウィンウッド
クリス・ファーロー、ピーター・グリーン、等々の顔触れが豪華なのでなんかたのしい。
あ。そうだ。バート・ヤンシュも出て来た。
それにおれとしてはエリック・バードンが出て来たのがうれしい。
でもインタヴューだけなんだけどね。彼にこそ歌って欲しかったなあ。
あとスキッフルの創始者ロニー・ドネガン、どこか胡散臭い感じでよかった。
ジェフ・ベックのギターでトム・ジョーンズが歌う、って画もおもしろい。
ブルースのみならず、ビバップ以前のジャズの英国でのリヴァイヴァル、
米国のフォーク・ブームの影響、ロカビリーの影響、ファッツ・ドミノなどの
ニューオーリンズからの影響、ドイツに駐留した米軍からの放送、
ジャマイカなどからの移民たちが中心だったジャズ・クラブなどへの進出、
もちろん彼らからの影響もあるだろうし、いろんな音楽がアメリカからやって来て、
各所で流行り(マニア受け)、それらが混交して、やがては
ブリティッシュ・インヴェイジョンに繋がっていく。
マニア向けの雑誌でレコードの交換したり、ともだちとレコード持ち寄ったり、
アメリカの会社に手紙書いてレコード取り寄せたり、
その他いろいろ。