セックスと冗談

冗談とかことばにヒネリを加えるとかってのは誰でもがヤルわけじゃないんだよな、と結構前に気がついた。
あとセックスの話。文学の話してんのに、性的なはなしがまったく出なかったり、出てもデオドラント効いてて、全くの御清潔様だったりってのはなんか根本的に間違ってる気もするけど、でもまあその人の本来の資質ってのがどうしたってあるからなあ。
おれは下ネタは小学校時代からの得意だし、自身の性的な傾向も充分承知してて、性的な事がどうしたって始終、心にまとわりついてて、テーマにせざるを得ず、人のそれについても関心があってしょうがないけど、そうじゃない人は単にそうじゃないからな。
例えば世間一般では小林信彦について語る場合でも、あの人の芸人や映画に関する話題に話柄が集中するばかりで、小林信彦の性的な嗜好とその表現が小説の中には当然として、エッセイの類でも時折顔をのぞかせる、ってことにはまず触れられることってない。
キョンキョンを始めアイドルが好きだったりとか、ナントカ言うアメリカの女性作家が食えない時期に売春してたんじゃないかとしきりに気にしてたり、ってのはその線の筈で、そういったのってなんかわかる。谷崎潤一郎のこと数度に渉って書いているのも、最近でも映画「笑う蛙」のこと書いてたり。まあ要はスケベの顕れ。