國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

竜馬来たればありがたし

ゆうべのNHKアーカイヴス、「竜馬が行く」が終わり、次に『ルポルタージュにっぽん
「おとこ東大どこへ行く」〜10年目の東大全共闘〜』
が始まるのだった。
以前やった『ルポルタージュにっぽん 「ボブ・ディランがやって来た」』を保存してあったので、
その直後に件の番組を録画。両方に共通して出て来たのは芥正彦でした。
秋田明大は出て来なかった。)
そうかしかし、当時、景気よかったのか。
裁判中の学生でさえ就職案内がどっさり来たと言っていた。(オイルショック後だったならどうだったのかしら?)
それにまあ東大の権威、威光ってのがまだいまよりもずっとあったんだろうなあ。
(あと会社ってのは手間を厭うので、案内を送付する係りの人が単に機械的に処理した結果ってこともあるのでしょう。
実態は他愛無い。考えなんかなし。ルーティーン。)
この手の番組といえば放映時の風俗にも要注目ですが、いまは特に思いつくこともなく、
橋本治がこまわり君セーター着てたってくらい。
でも78年だとこまわり君はちょいと時期遅れなんじゃないのかしら?連載何年目?八丈島のきょん。
例の「おとこ東大」のポスターは是非鑑定団に誰か出して欲しいですね。
キャラメルママたちの生まれ育ちも気になったなあ。
学生諸君ばかりではなく、彼らの母親たちの戦争体験、青春、家庭、人生。
言葉遣いがやたらと上品だったりするしさ。

山谷での取材もあるけれど、いまだとやたらとモザイク入るよな。きっと。今ってもうなんでもかんでもモザイク。
例:エモやん〔酒井若菜〕以外の人間にはみんなモザイク(by 土井垣〔松尾スズキ〕@「マンハッタンラブストーリー」)