國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

リスニング

ひさしぶりにミリー・ジャクソンの「コート・アップ」を聞く。始めのテンションが最後までつづく。当然傑作。グリグリ来る。
不倫ですよ、テーマ。
♪If loving you is wrong, I don't wanna be right
ほんで他にボブ・ウェルチの「フレンチ・キッス」やカルチャーの「トゥー・セヴンズ・クラッシュ」、
ボビー・コールドウェルの「イヴニング・スキャンダル」とか聞いてた。
なんか古いのばっかだ。そういや。
ちょっとナウいとこでインディア・アリーのアルバムからヒット曲「ヴィデオ」だけ聞いたりもしたが。
いまはちょうどウォーの「仲間よ目をさませ!」をかけ始めたところ。
そいつを2曲目の「ロータス・ブラッサム」で切り上げてストーンズの「ブラック・アンド・ブルー」
(ジャケがヒドい。キリンジの「3」のジャケはこれをやろうとしたんだろう。キリンジ聞いたことないけど。 )
にして「メモリー・モーテル」と「愚か者の涙」だけ聞いてみたりするが、
それはそうでこの2曲以外はなんか薄っぺらくて好きになれないアルバムで、
特に「クレイジー・ママ」とか「ハンド・オブ・フェイト」が安手でやだ。
ここからは「愚か者の涙」がシングル・ヒットしてて、当時ラジオでもよくかかってたが、
なぜか「メモリー・モーテル」はシングルにならなかった。「愚か者〜」に似てるせいもあるだろうが、
そもそも「メモリー・モーテル」をシングルで切ればよかったのに、
と思ってるのはおれだけではあるまい、が、それはおいといて、このへんのストーンズというと
おれと同世代の人間にとっては幾度かNHKの「ヤング・ミュージック・ショー」で
放映されたフランス公演が印象的だろう。それがきっと動くストーンズを見た最初だ。
そんなわけで70年代に偏ってるが、つまりはそんな気分、ちょっとおセンチ、ノスタルジア、
ほてから次にはギャング・オブ・フォーの「エンターテイメント!」をかけるつもりでいる。
♪Guerilla war struggle is a new entertainment !
かけた。