國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

宮崎あおい

N.E.R.Dぜんぜん聞いてないなあ。
その前にカニエくん聞くのに忙しくて、今となっては『大学中退』どの曲聴いてもよくってよくって。
そんなわけで「ケータイ刑事銭形愛」見てたらnon-noのCMやってて、やっぱり音楽が気になった。
どーなの?アレってレイ・ハラカミなのどーなの?
(「ケータイ刑事」、鈴木浩介監督ってコメディはあんまり、だなぁ。)
一枚くらいDVD買って持ってたかったので先日「彼女について私が知っている二、三の事柄」をアマゾンして入手。
ほんの5分くらい観たが、やはり見入ってしまう。
それがどうしてなのかはぜんぜんわからない。すべてにマジックが掛かってる。幻惑される。
コーヒーの泡がぐるぐるまわってるだけなのに。
(これ、でもニュープリントじゃないのが全くに残念。)
DVDといえばようやく黒澤明のそれがレンタル解禁になる。
ったく、東宝って会社は。勿体つけやがって。
レンタルと販売、分けたりすんな。いまどき。
大体成瀬BOXとか出してみやがれ。悔しかったら。別に東宝は悔しくないだろうけどさ。フン!たら、フン!だ。
東宝は会社の体質が古い。そう決め付けてる。おれの中で。
BSでやるっきりじゃ、ダメじゃん。
気の利いたミニ・シアターみたいなトコでだけ上映されるんじゃ、ダメじゃん。
出せよ、DVD。フィルムがある限り。

小林旭「東京の暴れん坊」のDVDが出たら欲しいなあ。
主題歌がいいんだ。これが。(CD化されてない。たぶん)
話の方は現代版「一心太助」(といっても若い人にはもう馴染みがないか。魚屋のにいちゃんと
大久保彦左衛門が仲良しな時代劇。説明。)で、なんつっても昭和30年代、
オリンピック騒ぎ以前の銀座の風景が素敵。夢の街。
年代の古い邦画ばかり上映する常設館があればいいのになあ。
かつての並木座みたいな、しかしそれのヴァージョンアップしたようなやつ。
前から考えてるんだけど。それなりに商売も成り立つような気もするんだけど。
並木座あたりだと年配の人も多かったりしたので、そういう人たちも客層として配慮して、
上手いこと経営できんものかなあ。
邦画といえば『美少女プロレス 失神10秒前』のリメイク、誰かやんないかなぁ。いい企画だと思うんだけど。
(監督その他のアイディアは手持ちなし。)