國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

感想

感想といって、採点をするかのように良し悪しを上げるようなことしてもつまらんので
おれが書いてるのはもっぱら連想したあれこれだ。
別に学校に出すレポートでも上司に提出する書類でもないので、
きちんとした採点的な判断だなんてどこかにうっちゃってしまう方がよかないか?
キャメラワーク何点、脚本の出来が何点、演技に何点、構成に何点、ストーリーのありきたり度に何点、
みたいな調子の感想文とかが一般なような気がする。
前から何度も書いてるけど、例えば映画だったなら、まず「あらすじを書くな!」って規定から始めたらいいと思う。
自分にとっての意味、意義、思いつき、をなにより優先して書いた方が読み手にとってもおもしろいもん。
「評価」なんかいいよ、どーでも。
例えば映画ならその映画に出て来た食い物、ファッション、好きなタイプの男、女、髪型、車、
その他その他、そういった映画の中に出て来たあれこれ、あるいは今話題にしている映画そのものとは
ぜんぜん関係のない自分の思いつきとかを書き連ねたもんがおれはどっちかっちゃ読みたい。
採点的な判断だなんて、だって、観れば簡単に一発でわかることであって、
そんなもん、人に聞かせるほどのことでもないじゃんか。大体。
いまさら、だよ。そんなの。採点的な判断だなんて。
ネットで個人がテキトーに書いてんなら、もっともっと得手勝手に、牽強付会、我田引水、時にはヒドイ出来の映画でも、
まるで大傑作かのように書いたっていいじゃねえか。ほんとにそう思っててもいいし、ウソ書いたっていい。なんでもアリで。