國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

丸広

ダンカンがかつて「アド街ック天国」で「川越の丸広デパートっていうのは子供の頃、憧れでしたよ」
みたいなことを言っていて、頷くことしきりだったのだが、これは川越周辺の人間で(おれは小3から
中3まで川越)、ある程度以上の年齢じゃないとわからんだろう。まったくの地元ネタだ。
で、id:yskszkで話題の「イナカルスタ」の話(ココイラ辺)と
田舎の子はデートが苦手、そしてディズニーランド・デート指南」(2004/09/27)〔id:ayakomiyamoto
と車社会の話を衝き混ぜてどうにかしようと思ったりもするが、まったくなにも思い浮かばず、
それぞれがそれぞれのままだが、この際どうでもいいや。なんつうか、世の中、東京ばっかしで
出来上がってるわけでもあるめえってことが最終的には言いたいような、とりあえずそういう結論、
てことに仮定。
珈琲時光」の一青窈のやってる役の実家が高崎、職業フリーライター、住んでるのが雑司が谷
ってのにもリンクさせたいところ。なんのことはない、「東京コンプレックス(劣等感及び
心理的厄介の謂い)」の話でしかないような気もするが、でも東京の人がこれがまた自分が如何に
東京の人間であるかをやたらと強調するんだよな。小林信彦とかさ。「東京」ってのはやはり
論じたくなるのが人情。おれとしてはやはり埼玉県を強調したいところ。というか「地方」って
なんなのかしら、忘れちゃいけないわ、それに車に乗るか乗らないかってのは文化的な選択として
実に重要だってのをいつもながらにゆいたいネ。
(と、以上単に並べたっきりで、なんつうか。でもまあいつもこんな調子だし。いいじゃん、いいじゃん。
よく関西の芸人が「〜じゃん」と言って東京弁と称しているのを見ては、誰もそんな、「じゃん」だなんて
言ってるわけない「じゃん」と、よく考えたら、ほんとに「〜じゃん」て、ふつうに遣ってるのに
気がついたのは果たして何年前だったか、あの時はわが事ながらカルチャーショック、ちょっと
ビックリした。「〜じゃん」て架空の、ドラマかなんかの言い方だとばっかり思ってたよ。
そのときまで。まさか自分が遣ってるとは。紺屋の白袴。)