國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

映画鑑賞

トランザム7000 [DVD]』と『センチメンタル・アドベンチャー [DVD]』を観た。
『トランザム7000』は「コーラスライン」云々のくだりが観られて、これでスッキリした。
インタヴューでサリー・フィールドとの馴初めをバート・レイノルズが話していて、
その時、そこ、コーラスライン云々、が気になっていたのでな。
『センチメンタル・アドベンチャー』はよかったなあ。はあ。つくづくよかった。
(観た事あった気がしたのは、気だけだというのもわかったが。つまり今回初見)
いい映画を観た場合、あれこれ言うことが出て来る場合もあるが、
「よかったよぉ。」以外、なんといっていいのかわかんない時もある。今回はそっち。
いやあ、ほんといいんだよ。出て来る人、みんないいし。最後とか泣いちゃったしさ。
イーストウッドの上手いともいえない歌も御愛嬌でぜんぜんいいし。曲がいいしね。
どこがどう、ってんじゃないんだよな。全部いいんだ。
ともかくみんな観なよ。『センチメンタル・アドベンチャー』。
あとそれに市川実日子関連で田辺誠一が監督をした『ライフ・イズ・ジャーニー [DVD]』も観た。
冒頭の横移動のワンシーンワンカットのやつを観た時は、「アア、ヤッチャッタ。」
という感じがして、先が思いやられたけど、それからお話らしいものが始まると、
結構ふつうに撮っていて安心。
というか、田辺誠一ってダジャレとくだらないギャグの好きな人だとわかり好感度アップ。
観ていて時折あぶなっかしい気のする時もあったけど、ま、いいや。
特にちゃんとセリフのあるシーンの方がいいな。
「YA」という題の一篇もつぐみと市川実日子のセリフのやりとりとかよかったし。
その前の「ん」というやつもダジャレで押す話で、それがよかったし。
ただ、冒頭のワンシーンワンカットもサイレントだったけど、
ちょっと観念的なことをしてる時は観ていてひやひやしてしまう。
でも市川実日子がちゃんとかわいかったし、それならオッケーだ。問題なし。