國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

レイクサイドマーダーケース

よその人の感想など見てみる。
評価してる人が結構いるのにクリビツテンギョウ。
こうして集中して考えてしまうとなんだか段々好きになって来てしまいそうでこわい。
また観たいような気がしてきた。弱った。
次観たら評価してしまいそうだ。この分じゃ。
すきはきらい、きらいはすき。
そうだ、いいこと考えた。
リリー・フランキーの「東京タワー」、青山真治監督で映画化!
いいアイディアだ。
別荘から子供たちが合宿所へ行くのを大人たちが見送るシーン、
俯瞰で撮られているのがどうにも生理的に受け付けなかった。
なんであそこで俯瞰かなあ。全員を画面に収めるため?
でもそんなことはして欲しくないんだよなあ。どの映画観ててもさぁ。
ああいう風にそこにいる人をみんな画面に収めるってこと自体がどうもだめ。
俯瞰は滅多に使わないで欲しい。限定予約制にして。
川島雄三はもちろんべつ。なんでか俯瞰、俯瞰大好き、ああいう人はスペシャル。
他にもセリフ(演技じゃなくて脚本の方)がヘタなんじゃないかとか、
編集がヘタクソ、ぎこちないとか、特にインサートショットに顕著だとか、
書きたいこともあるけれど、そういうの書くには具体例を挙げるべきで、
しかし記憶も薄れ、といっていちいち観なおしてって気にはなれない。面倒だもん。
あとまあ、上手くことばが紡げないとかもある。
ぼんやりとした感じはあるのに、ことばにならない、オチがつかないとかもあるし。
てか、おれ、なんで映画の感想やらなにやら書くのに、こんながんばって時間掛けて
やってんだろうなあ。しかももっともっと具体的に書きたいだのなんだの。
それにきっともっと時間掛けて更に集中したところで、今以上のものはもう出て来ない。
これがおれの頭打ち。限界。
とにかくまあ、生活に用のないことだとむだにがんばれるなあ。
こんな暇にもっと収入上げる方法考えるとか、活動するとか、
なんかかんかやることあるよなあ。
でもまあこういうことが好きには違いないので仕方がない。