國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

80年代

カエターノ・ヴェローゾ、これから聞こうって人には「フェラ・フェリーダ」、
向いてるような気がする。(と、べつに詳しくもなく、リスナー歴もほんの僅かだが、
だからなんか余計に初心者の気がわかる気もするし、いいや)
カエターノ・ヴェローゾ、デヴューは60年代で、活動も当然長いけど、
なんつーか、サウンドのメジャー感、みたいのが出て来るのはこのアルバムあたりからじゃないかしら。
これ以前は乱暴にいえば習作、模索期と、とりあえずいってしまうわ。
(話は当然思い切り端折っているのであしらからず。)
そんでまあ80年代らしさがここかしこにあるわけですよ。「フェラ・フェリーダ」。
聞いてると懐かしい気がして来る。当時知らなかったくせに。
ま、いいじゃんいいじゃん、気分のはなしだ。単に。
どうでもいいんだ。あらゆることは。槍投げ。
なんか気持ちが走ってるなー。おれ。いま。わめきちらしたい気分。
そんなわけでナム・ジュン・パイクも死んだって話しだし、ナムジュン・パイクといえば
対で思い出すのがヨーゼフ・ボイス。すげ80年代っぽい。ああなつかしい。
いまおれんなかじゃ80年代ブーム。これがまたすぐ飽きるんだよなあ。いつも。そんなことはともかく。
ヨーゼフ・ボイスナム・ジュン・パイクってんで、なんか一節書いてもみたいけど、
いかんせん、なんも知らん。なんも思いつかん。80年代回顧がしたいのに。いい題材なはずなのに。
単に名前聞くと、「ああ80年代だなあ」って気がして来る、ってだけでネタがない。
われながらつまらん。はなしをむだに拡げたいのに。もどかしい。