國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

PIL - This Is Not A Love Song
H-Town - They Like it Slow
先日ミュージック・ステーションにSuperButterDogが出ていて「さよならCOLOR」を歌っているのを観て、「さよならCOLOR」借りて見た。
SUPER BUTTER DOG - サヨナラCOLOR(PV)
はじめのうちはなにがどうしたいのか観ててよくわかんなかったけど、それが観ててわかって来るとよくなって来て、好きになっていた。さよならCOLOR。
これは竹中直人のプライヴェート・フィルムで、そういった映画はいいなぁってなると、好きになってしまい、なんでも受け容れるようになってくる。
そんな映画だった。おれにとっては。
リアリティーもないし、御都合主義で、どこかテキトーで、でもなんかそのノリも観てると好ましくなって来るのだった。
おれ、この映画、好き。
いろんな音楽があちこち鏤(ちりば)められていて、なんだかそうして音楽がなにかしら鳴り出す度に、ちょっとうれしかったりした。
オンナ好きな竹中直人の自己告白で、スケベなオトコの身勝手なはなしで、そういうのは好きなんだ。おれは。基本的に。
女蕩(おんなたら)し映画。
プライヴェート・フィルムは好ましい場合には好ましい。
ツマンナイ時はツマンナイ。
まああたりまえだ。
カメオ出演でいろんなミュージシャンや役者その他が出て来て、そんなのもなんかいいのだった。
こんな私的な映画、ちゃんと撮れるって、いまの邦画はいい環境だと思う。



「自虐の詩」見た。
今日はお酒飲まない/きみに会いたいから/きみに会うにはお酒飲めない/運転できなくなるから/夜中クルマ飛ばしてきみに会いにゆくにはシラフじゃなきゃ/きみのクチビルに酔い/お酒飲むのはまた明日