國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

正月、1日だけが休みだった。2日、仕事に行くとき、よせばいいのにいつものコースを通ってしまった。高麗神社の前を通過するのだが、もちろん初詣真っ盛りである。途中気づいてやっぱ止めとこうと若干軌道修正はしたが、渋滞とはまるで縁が切れたわけでもなかった。まーそんなヒドイことにはならなかったが、甘く見てた。
浦島太郎のような気がする。それも一部記憶の欠けた。玉手箱を開けた記憶がない。なのにいきなり45歳だ。そしてじき、1月27日で46歳になる。なんでだろう?理解できない。玉手箱、おれ、いつ開けた?更にしかもだ、竜宮城での鯛やヒラメの舞踊りも乙姫の記憶もない。酒池肉林の記憶もなく、いきなり45歳だ。どうなってるのかわからない。昔、カフカの「城」とかひと月くらいかけてようやく読んだが、なんかいまいきなりあんな感じだ。どこにも辿り着けない。