リア充

大人になるとみなそれぞれに事情が出来て(公私問わず)、簡単に会ったり連絡したりできなくなってしまう。おれはそれでまた若いときに人づき合いがなくって、いきなりみんな大人で、どうしてもどこか遠慮したつきあいきりだから、なんかそれがまたさびしい。
若いときの遠慮のない、用もないのになんとなくいつもいっしょにいる、みたいなつきあいってしてみたかったなー。すごくあこがれる。ヤンキーがただたむろってるのとか、いーなーって思う。ほんとうに。あと大学生とかが誰かのアパートにとかみたいの。おれにはまったくない経験。
そういう仲間がいっぱい、みたいのって例えばSF作家のそれとかまートキワ荘とか、その他マンガや映画やドラマじゃ散々見て、そういうもんだと思ってたけど、気がつくと自分にはまったくそんなこと起こってない、起こらないという。
自分のリアルのなさ、メディアで接してあたりまえに感じていることとの落差にもっともっと早く気づければなー。まー気づくのは人づき合いがあるようになったせいなんだけどさ。そこいらへん、むつかしい。
ともだち欲しいなー、いなくてつらい、っていっつもいっつも思ってた割りにメディアで見る仲間づきあいみたいのはあたりまえに受け止めていたんだから、人間、気がつかないと気がつかない。
でもおれなんかちょっとフシギなのはそれなりに感覚が鋭かったり、世間からちょっとズレたりしてるのに、それでもともだちが大勢いたり、同級生とのつきあいがあったりしてる人たち。でも作家でもミュージシャンでも、みんなそうなんだよな。孤独とか歌いつつともだちが大勢いるフシギ。
大勢の中のそれでも孤独ってことなんだろうし、それはそれでわかるんだけど、でもほんとうに単に物理的に孤独になってしまうおれみたくなタイプからすると似てるけど違う、違うけどおんなし、みたいな。
目指せリア充!(手遅れ)