國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

マイケル・ベイ

映画ってだめな映画でも、「どうせマイケル・ベイだろ?」とか思いながら見て、やっぱつまんなかった、って確認して、でもまたマイケル・ベイの映画見たりする。映画って接するのに受け身で済むから。で、結果的にある種の好意・愛情みたいのがあるってことにもなる。M・ベイでも。
これが音楽だと明らかに好みってのがあって、iPodにあれこれ入れてあっても、やっぱどうしても関心の持てないモノは入ってないし、だからシャッフルしても当然流れても来ない。小説はまた読むのが手間だから、くだらんとかつまらんて思えばハナから手には取らない。その点、映画は違う。
よくフジテレビ製作の映画がどうでとかdisられてるけど、でもみんなバカにはしつつ話題にはするし、見たりもするし、評まで書く。それって結構好きなんじゃね?ってことでもあるはずで、映画というのは存在がごっちゃで、いろんなもん込みでいろんな角度で接する。
いまは映画は1本立て(?)だけど、昔は3本立てとかで、見る気のない映画でも見ることになったり、レンタルDVDなんてない頃はTV放映の映画は貴重でなんかやってるからとりあえず見てみたりなんてこともちょくちょくあった。