國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

2003-09-30から1日間の記事一覧

印税

「レノン=マッカートニー」のクレジットは二人の間の亀裂の一因。それがおれの説。ジョン・レノンが「プレイボーイ」の有名なインタヴューでビートルズの曲一つ一つにつき、これはおれの曲、これはポールの曲、と厳密に区別していた事からの邪推。少なくとも…

コステロ

エルヴィス・コステロがP・マッカートニーと共演した時、あの人はすごいよ、なにせまったく無意味な歌詞をなんでもなく書いてしまう、ああもナンセンス(無内容といった方が近いか)な詞なんてちょっと考えつかない、一体あの人はなんなんだ、みたいなことを…

「ジョンの魂」

未だこのアルバムはサウンドがシンプル云々と言われたりするが、しかし、そんなこと全くないぞ、第一プロデューサー、フィル・スペクターだ、よく聞きゃ、仕掛けだらけで入り組んだレコーディングになってて、ちっとも「シンプル」なんかじゃないじゃん。一…

ずうとるび

「江藤クンの犬」がリヴァイヴァルするとかつておれがHP始めた頃に予言したんだが、全然当たりゃしねぇ。それはともかくビートルズといえば近年ポール・マッカートニーの評価著しく、例に依ってまた昔の話、ポールのことちゃんと採り上げてる人なんて松村(…

坪内祐三『一九七二』

あの頃、知的でイカした、気のきいた若い女は、みんな〔重信房子〕みたいで〔小野洋子〕の信望者だった。〔琴桃川凛(ことがわりん)オフィシャルページ〕 『一九七二』の重信房子について書いてあるところで印象に残っているのは久し振りに日本に戻り、彼女…

恋の集積回路

恋のICチップ。ぼくに出来るのはふざけた声で真剣に歌うことだけ。

1975年

あと75年に発表されたアルバムや当時のポップミュージックの動向に理屈つけてどうにかしようって計画がいつもあるんだが、これまた永遠の手付かず。ロックの終わり、ダンスミュージックの浮上、つまりは黒人音楽の優位の始まり。そして現在。そんな感じで。…

同世代捜し(大体ね。適当)

思いついた順に特に正確な年齢を調べるでもなく好き嫌いは別にして何人か試しに記してみる。俵万智、山本文緒、豊川悦司、菊地成孔、蝶野正洋、西原理恵子、根本敬、伊藤潤二、陳玉勲〔チェン・ユーシュン〕(「熱帯魚」の監督)、信本敬子(「白線流し」「…

そして神戸

先日ナツメロ番組を通りすがりに見たところ、この曲をやってた。クールファイブ。その時今度カラオケる機会のあった時にはこれを歌おうと決めた。そしてこの「そして神戸」というと渋谷陽一が下手にロックめいたものなんかよりもこんな曲の方がいいかも、と…