國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

就職しやがれ!

フリーターがどうしたって、世間に流布してる言説にはいつもスッキリしない感じがあって、
今までも何度かどこがどうスッキリしないのかを書こうとしたけど、
どうもスッキリ書けない。もどかしい。キマッタ、って感じにならないんだよな。いつも。
内容ってより、文章。いいフローが出来ない。マイクチェック 1、2、1、2。
ともかく。職業=差別ということ。これ、基本。
コンビニの店員や道路工事の警備員はおまえじゃなくて、おれじゃなくて、一体誰がやるのか?
誰かがやらなきゃならない。もしかするとそれはおれかも知れないし、おまえかも知れない。
よりよい立場になるってことは他の誰かを踏みつけて初めて成り立つ。南北問題ってやつだ。
正社員ってのはマトモだとか、フリーターという生き方、だとかそんなモンは全部ウソッパチだ。
たまたまどの身分に属するかってことにしか過ぎない。たまたまのキンタマだ。
しかもその身分は揺らぎやすい。昔みたいに終生ってワケじゃない。
(もちろん昔がよかったわけでもなく、身分は変わらずとも人生はやはりややこしい。)
身分制がなくなったのは人類史上、ほんとにほんとにごく最近のことにしか過ぎないということ。
(なんでみんな物考える時に「人類史」って観点がないんだ?!
ごく最近の自分の身の周りの生活がすべてかっつうの。
せめて戦前はどうだったとか考えてみりゃいいのに。
あとはさ、貧乏こじらせてるような国は世界中にあるんだしさ、
そういったところの事も考えてみるとかさ。
その手の国行って「いやあ日本は不況で大変なんですよ」
とか言ってみりゃいいじゃねえか。例えばさ。)
自己実現と職業選択がイコールになっちまうのはだからしょうがない、当然かもね。
ココではないドコカに行けるとかさ。
ところがギッチョン、人はパンのみにて生きるにあらず。
セックスだってしなきゃなんねえし、色々と面倒で仕方がない。
もし自己実現したって、まだ人生はつづいちまう。
信じるような「明日」じゃなくて単なる「翌日」が来ちまう。
トゥトゥトゥ、アナザーデイ♪
生活は大方、退屈で、ついでに己(おのれ)は怠惰。どうしようもない。
そんなわけで棚からボタ餅期待するのは凡人の性。
我欲を倫理にすりかえちまうのもしょうがないっちゃ、しょうがない。
他にも小ネタはあるけど、そんなやる気もないし、
気分でなんとなくだらだら書いてみただけなので、ここで打ち止め。

  • ちなみにおれは実生活上は、いい仕事に就け、年金払え、老後の心配と準備をちゃんとしろ、
    と迷ってる若人など見ると盛んに言うのです。生活の智恵として。
    ただ理念としては職業も経済も、更にこの世界もクソ垂れててくだらなく
    ドーデモイイとしか思ってないんだけどさ。なにして生きようが当人の勝手さ。
    とりあえずおれにはカネをくれ。