國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

マルシア

大鶴義丹主演「首都高トライアル」を観た。やっと観た。念願かなった。
Vシネかと思ったらROPPONICA(については「映画館の想い出 第2回」という記事が参考になります。)
作品、つまりは映画として製作公開されたのだった。
でも実際にはレンタルビデオとして大ヒットし、「2」以降は結局Vシネとしてシリーズ化したのだった。
で、この映画自体のデータベースみたいなのはなかったが、監督の金澤克次のインタヴューがあった。コチラ
映画はしかし思ったよりも手堅く出来ていて、見てて殊更に恥ずかしいとか、
だらしない空気が流れたりはしないものだった。そして撮影が陰影があって、意外とよいのだった。
おれの印象だと80年代の邦画(洋画もそういう傾向かも)ってのはムダにしらっちゃけた、なんだか明るい画面なんだが、
これはその難を逃れているような気がした。
そんな別に傑作とかそんなんじゃないけど、ハズしちゃってる感じはないのでした。
しかしこれでおれの80年代押えようシリーズもいよいよ佳境に入って来たか。うそ。まだまだこれからだ!
「ロッキー」も「ランボー」もあるし、邦画だって、しょぼいのが多数控えている。道は険しいゼ。

  • 「首都高トライアル」では大鶴義丹が白いTシャツの裾をGパンにたくし込んでいたが、
    一体いつからだろう、シャツがズボンから出るようになったのは?
  • データベースあった。「首都高"速"トライアル」だった。「しゅとこうトライアル」と思い込んでいた。
    そんなわけでgoo映画から「首都高速トライアル」