國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

岩井俊二

「Love Letter」がTVで始まった。こんな機会にでも観ておきたいが、
今はなんか映画観る気分じゃないので、今回は見送りだ。
でもこれ昔ビデオで観たことあるんだよな。
でもその時は集中せず気を散らせながら観たので、観たうちに入らない。
で、岩井俊二かぁ。この前の「Jam Films」でも彼の一篇は非常に完成度も高く、
実によく出来ているんだけど、でもなんか疑問を感じてしまう。
持ってかれそうになるんだけど、おれは騙されないぞって頑なな気持ちになってしまう。
どこがどうかはちゃんと観たことないので、観たとしても言葉が出て来ないかも知れないので、言えません。
「Love Letter」はいい映画だって話もあるんだけど(確かコミさんが誉めてた)、
もうひとつ認めたくないんだよなあ。まあ気分。

  • 同世代なのに、なぜか共感出来ない。同世代だからこそ共感出来ない。
    通底するものがある筈なのに。なのになにか違う。
    というか、なに考えてるのかが見えない。生まれ育ちが見えない。当人や作品に対する好き嫌い以前に。
  • うわ。誕生日も殆どいっしょじゃん。(岩井俊二:63年1/24、おれ:63年1/27)
    なんか好きになって来たかも。いい人だ、きっと。水瓶座だし。
  • 近親憎悪か。そうすると。立場はぜんぜん違うけど。
    向こうは天下に名立たる映画監督、おれは世間の片隅でちんまりと低収入で生きてるだけ。
  • あ。わかった。おれがほんとは岩井俊二なんだ。あいつはニセモノだ。
    彼奴(きゃつ)は自身がニセモノだと気づいた途端に爆発するゾ!みんな気をつけろ!