國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

藤澤恵麻

感情に依って来(きた)るものは強い。有無を言わさない。
それに比べると論理は常に脆弱。
なんてえかな、あたりまえのことって説明しようとすると非常に迂遠でまどろっこしい言い方しか出来ない。
ひとことで言えない。言い切れない。言ってるそばから言及しきれないことへのもどかしい思いが常に付いてまわる。
その上でなお感情を揉み解(ほぐ)すべく論理を組み立てなきゃならず、実際そんなんは無理だ。
感情に訴えるに極めて情緒的に対処したとしても、あちら側の情緒は圧倒的なので、
よほどの策略をもってしても中々に伝わるものじゃない。
そもそも向こうさんは素であって、それに対するに一種演技的、計算的な振舞いに及んでも、所詮、天然には勝てない。
大体カルト的な思いに囚われている人にはそもそも言葉なんて始めから通用しやしない。
結局ダメじゃん。
気分てのには全くに負けっぱなし。世の中大概、気分で動いてんだよなあ。しかも。
「天花」、最近なんとなくストーリーがわかって来たような気がするが、
実際は恵麻ちゃんの着ているものばかり気にしている。
マフラー姿はとにかく可愛いが、時々ダサいカッコしてるのはどうにかして欲しい。
non-no モデルなんだし、コーディネートはかわいくキメてね。
役柄に合わせて垢抜けないカッコさせる必要なんて更々ありません。常に可愛く!!