國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

双葉十三郎

映画が好きな人って、新しいものに寛容だったりする。
大体「映画が好き」って事自体が軽薄でお先走りなんだからそもそもがそうだ。
それでよく思うのは双葉十三郎とか、エルヴィス・プレスリーにもビートルズにも、
映画で接して、その音楽を楽しく受取っているんだよな。
当時の風潮を考えたら、これって相当に画期的な事じゃないか。
それからポーリン・ケイルがプリンスの「パープル・レイン」評で、
「"ビートに抱かれて"(だったっけか?)がサイコー!」とか書いてたりしてさ。
なんかそんな風。