國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

シルヴィア・プラス

「ベル・ジャー」買ってしまった。最初の方だけちょこっと読む。
けど最後まで読むとは保証出来ない。もし読めた暁には「読了。」の報告をしよう。
それがない場合には読んでない、ってことだ。
田舎町からニューヨークへ出て来た女の子が都会のススンでる女の子にコンプレックスを抱いたり、
所詮「田舎の優等生」でしかない自分に悶々としたりといった話具合で、とてもありがちで、
その分読んでて切なく、感情移入してしまう。
今まで(たぶん)翻訳がなく、日本で青春小説の定番になってなかったのが不思議なくらいだ。
翻訳はNHKの朝ドラ「こころ」の脚本家の人(紋切り型の話だのにいきなり中越典子の旦那の仲村トオル
死んでしまい、見ている人みんなビックリってのを書いた人だ。)で、プロじゃないので、
どこか読みづらい。上手く指摘は出来ないけれど。
それはともかく「ベル・ジャー」、なんかいい感じだよ!みんなも読むといいよ!ガーリーに遅刻は禁物だよ!