國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

BOSSA NOVA

先日のボサノヴァ本の影響でつい3枚ばかりその手のCDを購入、うち2枚は既に到着。
アストラッド・ジルベルト「おいしい水」アントニオ・カルロス・ジョビン「イパネマの娘」
なんてまあ入門編らしい。全くに奇を衒わない。こういうのんは素直に限る。
(あと1枚はワンダ・サーの「ヴァガメンチ」。まだ到着せず。)
いやはや、やっぱいいね。いまはもうだいぶんに寛容なので、こんなの昔だったならムード・ミュージック、
いやいっそミューザックとでも思う、というかそれ以前、そもそもが関心もない、名前も知らない、
くらいのものだったが、今は違う、良さもわかる、とりあえずムード・ミュージックでさえいいくらい、
そう思えば更にそれ以上のものも聞こえて来る道理、買ってよかった、聞いてよかった、という次第。