國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記Part.2

車に乗る様になって一年強、うちの周りはほぼ田舎なので、ちょいと行くと林と畑とちょっとした山などなど。
で、こうして近所など巡るようになって分ったのは、道路がきれいで広い、きっと誰かがトクしてる、
御相伴に是非預かりたいところですが、そういうのに全く縁がない。賄賂とか一度貰ってみたいもんだよ。
で、更に更に。なんにもないところにも、というか、多分土地代が安かったりするせいでしょう、
工場が結構あちこちにある。こんなところ、働くとこなんか中々なさそうだけど、その気になれば
あるってことなんだよな。もちろん、おしゃれな仕事なんてものは当然全くない。
あとアフターファイヴっつっても、通勤も車だから気軽に飲みに行くってわけにも行かないし、
もちろんタワーレコードもスターバックスもない。でもそういうのばかりを望まなければ、
安定した仕事と生活を得る機会も又あるってことでもある。
おれとかみたいに浮薄に文化的なものをつい求めてしまうようなタイプにはちと辛いが、
かといって、別に砂を噛む様な生活ってわけでも実はない。単にふつうに生活があるだけだ。
トーキョー志向がやたらにある、って方がどうかしてるんだよな。そもそも。
少なくとも少数派には違いない。で、また、トーキョー志向があるような人でも
家族なりなんなりに恵まれれば、どこでどう暮らそうが、それぞれに楽しかったりもする。
生活の内容は人様々ってだけの話。で、結局なにが言いたいかっていうと、おれはところざわに
住みたいなあ。住み慣れてるし、あそこがいいや、ほんとは。カネさえあれば。とかなんとか。
あとそうだ、町中離れた職場だと、昼休みにちょっと銀行行って来る、なんてのが出来ない。
(とはいえ最近はコンビニのATMがあるので以前よりは便利だが、コンビニさえ近くにないような
ほんと、まわりになにもないような立地って場合も結構あるので注意。)