國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

トリュフォー

ゆうべ観た「アントワーヌとコレット」は胸にせまる切なさでよかったけど、
主人公のアントワーヌはレコード会社のフィリップスに勤めてて、ジャケットにレコードを
入れるような作業をしたり、その後にはレコードのプレスの作業をやったりしてて、
塩化ビニールかなんか知らんが、それをプレス機で押しつぶして音溝つけた後に
まわりの余計な部分を丸いLPサイズの円盤で挟み込んで、
把手をぐるぐる回して削り取るの、それが興味深い。