國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ガロ

♪ 君の誕生日に
ってフレーズが時折頭に浮かぶことがって、でもこれ誰のなんて
曲なのかなぁってずっと長いこと疑問だったのだが、つい先日、ガロの「君の誕生日」
だと判明した。長年のつかえがまたひとつ取れた。もちろんこの場合に限らず、疑問では
あっても、きちんと調べたり、なんてことにまでは辿り着かず、ただ時折の疑問。
こういうのは多い。ガロって、でもさ、おれなんかちゃんと憶えてるのは「学生街の喫茶店」
だけで、レコード大賞(といっても若い諸君にはピンとは来ないかも知れないが、
グラミー賞よりもっとずっとずっと権威と影響力のあった賞だと理解してもらいたい)
を獲ったそれは当時最も話題で、子供だったおれだって憶えてて当然、でもそれ以外は
記憶の彼方、そして再会の昨日。

青春歌年鑑 1973

青春歌年鑑 1973


天地真理、「恋する夏の日」!これぞサマーソングじゃないか。忘れてた。先日の選曲に付け足したい。
天地真理といえば彼女の人気絶頂時にTBSで夜の7時だかに森田健作と2人でやってた番組、
毎週楽しみだったなあ。内容はぜんぜん憶えてないけど。天地真理のファンじゃ
なかったけど。アイドルとか、その後も興味持てなくて、といってニューミュージックにも
行かず、中学に入ってビートルズ、だった。小学生の時に積極的に好きだったのは中年御三家
永六輔小沢昭一野坂昭如)、中でも小沢昭一、あとは「みんなのうた」とか
レインボーマン」の主題歌とか、歌謡曲ってドリフで歌ってるの見るか、
「ロッテ歌のアルバム」、親が見てるのをいっしょになんとなく見てるかぐらいの
付き合いじゃなかったかと思う。アイドルめいたのが好きになるにはおニャン子まで
待たねばならない。しかもそれくらい。あと伊代ちゃんは割りに好きだったかなあ。
それでも。なんかアイドル歌手に限らず若い女性タレントって、おれにはいつもルックスが
いまいちだった。興味が持てなかった。割と最近かも知れんな、TVに出てくる若い女の子
見る度、誰も彼もカワイイとか思うようになったの(小林麻央を除く)。