國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

春の雪Pt.3

ほんで、id:pippiさんが妻夫木くんの顔が時に白塗りが過ぎるって云ってる↓シーン観てて
http://bdfd.net/archives/2005/11/03_1929.php
高畠華宵が思い浮かんだのでした。
というか、監督が高畠華宵を意識的に引用してるのかな、とか観ながら感じてた。
丸尾末広も思い浮かんだが、それは本末転倒だ。)
あと最後の方で、髪を短くした竹内結子見て、ちょっと好きになりそうになったのは内緒だ。
(てゆーか、映画思い出してたら、段々竹内結子のこと好きになってしまいそうで、
これじゃイカン。負けないで♪おれ。)
(でも彼女がところざわの出身て知ってからは実は好感度がおれの中で上がっているのも事実だ。)
(なんじゃそりゃ。)
(でもさあ、乳首くらい出せよ。竹内。いまどきさあ。乳首ケチるなんて。)
(胸出さな過ぎ。谷間も見えないんだゼ。)
(おれの目当ては当然妻夫木くんだから、基本的にはいいんだけど、でも観てて、
なんか胸出さないのが気になる。胸出しませんよぉ、って云ってるみたいに聞こえてきちゃう。)
おれも馬車の中で妻夫木くんにキスされたい。
手を握られながら。ああ。
あそこはほんとウットリしたよ。
@~} chu!
おれ、妻夫木くんに右腕を後ろに捻り上げられながら、バックから犯されたいんだよなあ。
観ながらそんなこと考えてたよ。
撮影はカメラが常に静に動き続けるので、時に酔うかのようなこともあるが、
しかしそれを於いても撮影は素晴らしい。
美術、CGとの絡み具合(馬車でのキスシーンの背景はCGだと思うが、あれはきれかった。ぼんやりした加減が。)、
照明設計の稠密さ(これは特に女性を撮る際に顕著。)、
みな見事。文句ない。(でもなんか足んない。心に迫ってくる「なにか」がない。)
榎木孝明と石丸謙二郎もよかったなあ。
(榎木孝明が妻夫木くんをガシガシ殴りつけるシーンもよかったなあ。
それでちゃんとそのあとのシーンでも、妻夫木くんの唇の端が腫れて傷になってるのも
なんかちゃんとしててよかった。)
そう、キャスティングが素晴らしかったんだ。これ。
人選がすべて正しいかに思えた。(竹内がもうひとつというのには目をつぶって)
(でもなんか足んない。)
竹内結子のエロキューションに時に魅せられてたと正直に告白しよう。
なんだよ、好きなんじゃん、この映画。おれ。
いや、一部冷静なおれの声がこの映画の凡庸さや竹内結子の華のなさを訴えてはいるんだが、
でもよく出来ているのも又確かなので、そうすっと萌えポイントがいっぱいあるだけでも
どんどんおれの中でオーケーの声が高まるわけですよ。
また観たいかっつったら、又観たいね。
宇多田ヒカルの「BE MY LAST」はわるくないけど、でもおれの頭の中には
本日のタイトルにもしたプリンスの「Sometimes it snows in April」が流れていたので、
いずれDVD出た時には最後にこれを流したい。
サントラに関しては、今回の岩代太郎、よかった。
聡子はただお人形さんのように美しければよいので(おれが決めた)、
今だったなら香椎由宇でいーんじゃねーのか?
キレイだぞ、彼女。ただただ面立ちが美しい。

「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)

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(書影が曲がってる。)