國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ミュージック・ステーション

グループ魂が今月の25日に出る。チェック。
しかし「青春アミーゴ」はいい曲だなあ。
あとTOKIOの新曲もよかった。城島くんが作ったやつ。
ケミストリーの新曲も結構よかった。
そんでジャニーズ2組の曲、両方とも自己啓発ソングじゃないんだよな。歌詞が。
この調子で自己啓発ソングがどんどん減っていき、絶滅してくれるといいんだけど。
まだその兆候はないけれど。
「青春アミーゴ」も自己啓発じゃなく、友情を思わせる曲、たそがれた感じもある、
そこまではいいんだけど、でもまだどこか自意識ソングっぽくはあって、
もうひとつ話が見えない。物語が見えて来ない。心象風景中心というか。ことばが観念的だ。
それは城島くんのラヴソングもそうで、まああちらは一種のフォークソングなので
自意識っぽくあるのは当然ではあるし、べつに他のことを望むのは間違いなんだろうけど、
ただおれはどうしても自意識のみに捉われていない、ちゃんとストーリーを語る歌詞の
出現を待望んでいるんだよなぁ。まあ歌謡曲は死滅したわけでそれは無理なんだけど。そもそも。
単なる昔はよかった、みたいな話でもあろうけれども。
でもそう遠くないうちにJ-POPにも転換期がやって来て、自己啓発でないまともな歌詞が
出て来るのを期待したい。これで話を終わります。きりーつ。れい。ちゃくせき。