金子修介
ようやっと観たぜよ。「濡れて打つ」。「相棒」元日スペシャル跳ばして。
悲願達成。新春の門出に相応しい。
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音楽が安手のシンセ・ミュージックで、その80年代具合がなんともまたよい。
山本奈津子かあ。いいなあ。
日活ロマンポルノはアフレコで、ただでさえセリフの棒読み、それに更にアフレコによる
画面からセリフが浮いたような感じ、これがまたいいんだよなあ。
いまはこういう味はないもんなあ。ちょっと無理。
新宿昭和館地下で平日の昼間に観たいですな。できればこういうのは。
そのなんとも弛緩した空気の好ましさ。ああ思い出すなあ。
いまはもうポルノ映画館てのも用なしだし、映画は1本きりしきゃやってないし、
まあノスタルジアだ。昔が必ずしもよかったわけでもない。
いまの方がよいこともたんとあるしな。
それにおれが映画館通いをしていた80年代なんて、もうとっくのとんまに
映画産業は衰退しきって既に随分経っている。
過ぎし日はいずれも好ましく感ずるのは人の感情のなりゆき。