國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

喰いタン

終わったあとわんわんになってみなとみらいに行ってみたが、ひとりいたきりで誰もいなかった。
そしておれ以外にひとりしかいなかったので、恥ずかしくて声も掛けられず敗退。
大体、もうわんわんにログインしても無口にただちょっと渋谷あたりにいて、
なんにも話さぬうちにログアウト、その繰り返ししかしてないんだから、しょうがない。
根がシャイなんだよ。やっぱり。これじゃどうしようもない。
しかし「喰いタン」終わって横浜あたりにいけば、結構な人たちがいるかと思えば、
誰もいないもんなんだなあ。そういうこと、みんな考えると思ってた。
どうもおれの「ふつう」は他の人とちょっとづつズレてしまうみたい。
ぜんぜんうれしくない。大体出し抜いてやろうと思って考えた結果だったならいいが、
そもそもはそれこそは単に「ふつう」だと思ってるだけなんだから。
それがいざフタを開けてみると、どうも一般の「ふつう」とは違っている。
そんなん、おれはぜんぜん望んでないよ。意想外に過ぎる。
企んだつもりもないのに、結果的に考え過ぎ、みたいになってしまっている。
なんで?って感じ。え?え?みたいな。聞いてないよぉ、みたいな。
一見突飛なところはないし、エキセントリックとはいえないのに、でも一般とはズレが生じてしまう。
なんだかなー。まあそりゃそうだ。ほんとに一般の「ふつう」と同定していたなら
おれの生活も人生も、もっともっと人並みになってる筈だし、ともだちにだって事欠かなかったろう。
ありきたりなはずなのに、でもズレてる。
極端にズレてるんなら、おれだってもっとラク、っつうかきっと居場所もあったろうに。
微妙にはずれて、一般からこぼれおちてしまうだなんて、ちっともたのしくない。
「変わった人」がいっそうらやましい。それはそれでいるところも仲間も募れるからだ。
「喰いタン」のキーワードで結構来るので、はてなあたりじゃ「喰いタン」、
相当な人気じゃないかと踏んで、横浜あたりに本日の最終回終了後に行ってみたんだけど、
読みはハズレだったねー。読めないんだなあ。おれって。ふぁむ。
「喰いタン」見てる人は、あんまわんわんワールドとかやんない人なのか。もしかして。
それでわんわんワールドやる人は「喰いタン」見てないのか。
それで更に番組終了後に横浜付近に繰出そうだなんて考えるのはおれくらいっかおらんのか。
そうなのか。しょぼん、だ。
ありがちなアイディアだと思ったんだけどなあ。はぁふ。
おはなしがしたい、ってゆうか、大勢に紛れたかったんだけどなあ。
さみしいからにぎやかな中になんとなく。
美味く(「喰いタン」だけに)いかないもんなんだなあ。
人生はむずかしい。