國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ワイン

飲んでるよ。今日もまた。
飲まない日がまったくになくなっちまった。
酒飲みじゃん、これじゃ。量は大したことはないけどさ。
現実逃避、かもね。逃避するほどの現実さえありはしないってゆー。
ツマミはあれだ、リンゴでしょ、オハヨーの
「いちごヨーグルト」でしょ、それにカマンベールチーズ。
ゆうべは寝酒に、寝しなじゃないと意味ない、これが、ワイン飲んだ。
ベッドで。そうじゃないと寝酒としては効かない。そのまま寝ないと。
そのときのツマはレーズンヨーグルトチョコ。
これ、ファミマでも売ってる、とは昨日調べて了解。
無印まで出向かずとも手に入る由。よし。
最近はもう外出ても飲みたくなる。
出来ればセガフレード・ザネッティでワイン飲みたいけど、
なにせ顔が赤くなる、それじゃ昼真っからカッコわりぃ、
止してる。セーヴしてるとも云う。
けど誰かといっしょだったらなー。したら顔が赤かろうがなんだろうが。昼間から。ウィ。
外でひとりで飲むほどにはぜんぜん酒飲みじゃありゃしないが、しかし飲みたい。常に。
あとさ、都心で飲むんなら、ひとりじゃちょっとな。
帰り道長いし。田舎住まいがこういう時、悲しい。
ひとりで東方見聞録とか入るってのもさ。ね。
といって、立飲み屋行くほどのツワモノでもあるまいに。
あと焼き鳥屋とか。バーなんかそれはそれでまた行けない。
どうせ行くなら女子とゆきたい。
相手が女性に限らず、ひとりは嫌いなんだよ。おれはさ。
人生上、余りにも長い長い時間、ずっとひとりだったから。
けど今も大概はひとりだ。
寂しすぎる。悔し過ぎる。
けどそんな人生だ。
生き直したい。
クール&ザ・ギャングをこの歳まで知らない、そんな人生、もうヤだ。
っても、そんな人生でしかない不思議、じゃない、不毛。
頼むからワインを、赤いそれを、口移しで飲ましてくれ。
それがおれを優雅に眠らせてくれるんだ。きっと。たぶん。ポイズン。ラッキー。
くそっ。いまワインに噎せた。