國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

もしも・・・

「もしこうだったら」とかって、いろんな場合に考えちゃうけど、
それって、単にたのしい夢想ならばいいんだけど、どうもなかなかそうは
ならないことについてそういう風に考えちゃうと、その実現性のなさに
かえって凹んでしまいがちなので、考えずに済ませたい気もするけど、
それでもついつい考えちゃうのが人情だねえ。
仕方ないよねえ。人間だものくだもの。
考えると脳みそくたびれちゃうけど、それでもやっぱり考えてしまうんだよなあ。
なんかそういう仕組みだから仕方ない。
意味とか答えなんてなくって、ただ単にいろんなものがその時々にあるきりなのに、
そこに整合性を見出そうとしちゃうから、謎を感じてしまい、
出来るはずのない謎解きに終始しちまって、時間のムダ、
精神的に疲労困憊、生きる意欲を失いがちで、なら考えないに越したことはないわけで、
でも「考えない」ってチョーむずかしい。無理。
でもってあれさ、「考える」って、いわばおまじない唱えてるのといっしょなんだよな。要は。
でもって、この世に魔法なんてないので、おまじないが効く道理もなくって、
ならば「考える]]って行為自体を止めるに如くはなし。
それまた無理。
一貫性のあるなしってのは、つまりは自分のちっぽけな脳みそに理解できるように
物事を収めるべくのことでしかなくて、おれの脳みそは所詮、この世界のほんの一端。
微小な一部が全体をその掌中に収めようだなんて、まったくにおこがましい限り。
といって、謙虚になったから、だからどうなんだろうね?
要はなんにも意味はない。
死ぬまで生きてるだけ。そんだけ。
上手くいったらおなぐさみ。
そんなわけで、上手くいって欲しいなー。あれもこれも。
棚からボタモチ。