ロック
『湯川潮音「蝋燭を灯して」』
『湯川潮音「知らない顔」』
こういうロック路線、もうやめねーかなー。せっかくの声がもったいないよ。
この手のバックで歌ってしまうと平凡になってしまう。せっかくの声が。
いまはもーいーよ。要らないよ。ロックは。マジックなさすぎ。保守的に過ぎる。
例えばPerfumeみたいなトラックで歌ってみるとかさー。
(Nowなもんに目配せしてみた)
なんでもいーんだけど、ロックみたいなわかりやすい上にもわかりやすい自意識で文学的なサウンドじゃないのがいーなー。
湯川潮音自身はきっと文学的じゃあって、でもだからこそ、そんなんは放っておいても滲んで来るんだからさ、いっそトラックはメチャクチャで。
声を生かそうよ、もったいないよ。
元ちとせもそう。
ロックっぽい(べつにバンド編成って意味じゃない)トラックはなぁ、凡庸に落ちるだけ。いちいち説明してるみたい。わかりきったことを更に。屋上屋を重ねるの類。
「声」があれば、あとはなんでもできるはずなのに。