國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

佐藤隆 / 桃色吐息 (1985)
1984-高橋真梨子 桃色吐息
今日は久しぶりにDVDなど観た。「エデンより彼方に」と「パンチドランク・ラブ」。

エデンより彼方に [DVD]

エデンより彼方に [DVD]


パンチドランク・ラブ DTSエディション [DVD]

パンチドランク・ラブ DTSエディション [DVD]


「エデンより彼方に」、よかったなー。
好きでもさ、別れなきゃいけなかったりすんだよなぁ。大人はなー。
はあ。
セツネーなー。
うん。ねー。
はぁ。ふぅ。
大人はめんどくさいねー。
そんで森ん中でことばを交わすシーン。あんな風に恋に落ちる。始まってる。その先は知らない。またべつのことだ。
パンチドランク・ラブ」はなんかピンと来なかった。理由とかわかんない。
ジャッキー・ブラウン [DVD]

ジャッキー・ブラウン [DVD]


大人だから別れなきゃなんない、ってか、「ジャッキー・ブラウン」は「エデンより彼方に」とは場合が違うけど、「エデンより彼方に」は時代・人種、社会的なことが大きくて「ジャッキー・ブラウン」は2人して大人だから、分別なんざ利かせて恋を打ち明けることもないまま、黙って別れるわけだけれども、大人だから別れなきゃなんない、ってのはなんとなしいっしょなんで思い出した。
ジャッキー・ブラウン」はロバート・フォスターが素晴らしいんだけど、公開当時、殆ど誰も彼への言及がなくて、がっかりしちゃった思い出。パム・グリアだって、べつに颯爽としてるわけでもなんでもなくて、低所得の行き場のない中年女性で、銃を手にとってもぶるっちゃってるわけで、そしてそれがミソ、なのに一般的な評価はパム・グリアがカッコイイだのなんだので、みんな一体どこに目がついてんのか、世の中わかんない。おれのいるトコじゃない、ここは。いるトコがじゃーべつにどっかあるかっていうとない。この脳みそが間違ってる。(拳銃こめかみに当ててバーン!みたいな)