國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

イントゥ・ザ・ワイルドPt.2

エミール・ハーシュくん、そういや、出発前とかにも彼女との別れとかなかったなぁ。そういや。
そんであの娘にも手出ししなかったし、道中、性欲らしきものは感じられなかったし、フツーあんなんだったら、オナニー描写とかありそうだしね。大自然の中で、とかさ。
その点、えらく禁欲的だった。
まー修業的な意味合いも彼にはあったってのもあるのだろうけど、でも。
つか、修行だったなら、もっと逆に煩悩に取り付かれてる的なサムシングがもっとあるよね。
あと、ゲイだとかそういう気配も描写もなかった気がしたし。
そのへん、恋愛とかセックスに対してはひどく禁欲的に見えた。彼。
でも中年過ぎのヒッピーカップルがヤッテるとき、彼はなんだかむずかしい顔、してた。
あれはでもどういう意味だったんだろう?
見てても、ちょっとわかんなかった。
あの女性に思いがあった?そうなのかしら?
ちょっとわかんなかった。おれ。
ヌーディスト村のそばでキャンプ張ってる時も、全く彼らとは交わらず、途中、クスリ、マリファナの類に手を出した形跡もなけりゃ、タバコも喫ってなかった気がするし、それに酒も。