國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

Lloyd Price - Just Because
明日は歯医者だ。
月に一度、あるいは2度のたのしみ(虫歯とかはもう全部治ってる)。メンテナンス。歯のリラクゼーション。
クリスマスにはくしゃみを、
もう常時3本立ての名画座もないし、ケータイも普及しちまってるいま、かつて新宿の昭和館地下(ピンク、ポルノ専門)で昼日中スーツのまま、外回りの途中なのか、だらだらと時間を潰していた(おれは当時大学生で、これまただらだらと時間を過ごしていた、いや現実逃避していた、が)ああいう人たちって、いまだとどこでどうしてるんだろう?マンガ喫茶か。まーそーか。でもケータイ、やだよねー。きっとね。
もう四半世紀ほど前にハロゲンヒーターがあったらなー。当時、アパートで冬場、暖をどうとるかってのは常に課題だった。おれはいつだったかついにガスストーブを導入したりしたが、いまならハロゲンヒーターで簡単に4畳半ぐらいあたたまる。おんなじ800ワットでも電気ストーブだとぜんぜんあったまらないのにねー。
そんな電気ストーブ、おれ、学生で正月に代々木上原の駅で甘栗を売るバイトしてるときに、自分のアパートから持ってったなー(アパートは代々木上原の駅から歩いて7分くらいんとこだった)。ほんの1週間くらいのバイトだったけど、アルバイトといって、常に苦しい気持ちでやるしかなかった、みじめで怯えてしょうもなかった、そんな中にあって唯一やってんのがたのしいって思えるそれだった。
冬と夏だけでいーや。季節。春がいちばん嫌い。生あったかい。きもちわるい。かろうじて秋は入れてあげてもいい。挿入。
疲れちゃった。たのしくない
いつになったら目が覚めるのかな。これ。このつまんない退屈な悪夢。小さな悪夢。あの人はアクマ。