文章
もうできるだけ意味のない文章、っつか意味のつながらないものを書きたいんだよなー。なー。さっきまで「マトリックス」見てた。「Visions of Johanna」みたいの。人称がわかんなくなっちゃうやつ。『Blonde on Blonde - 03 Visions of Johanna』 さっきまで「マトリックス」見てた。緑色だった。金麦飲んだ。いま書いてるこういうんじゃなくて、これはただ断片並べてるだけだから、ちゃんとひとつづきの文章ででも書き出しと途中とケツがバランバランで、なんだかわかったようなわかんないような、論理的っぽくない、1、2、3的なんじゃないやつが。そして。おれにとって堀口大學といえばそれはなにより新潮文庫「ランボー詩集」であり、それ以外じゃランボーは受け付けない体質になっちまった。なってしまい今日にいたる。最高の塔の歌。あと。あと。あと大江健三郎が彼に「悪文」と罵られた事件。詳細は知らない。昔、大江健三郎は悪文として名を馳せた時期があった。けれどそれは彼の手法であり、あって、ワザとやってる。彼は(この場合の「彼」は大江健三郎を指す)文章の、達意の達人であり、あって、そこにワザと手を加え、手を加え、結果「万延元年のフットボール」みたいに、到達した。した。あれは気持ちいいよ。読むとでも。
- 作者: ランボー,堀口大学
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1951/10/23
- メディア: 文庫
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