グラン・トリノ
『純愛/片平なぎさ』
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(↑TV放映で、おれ、見てるもんね☆)(自慢)
荒野のストレンジャー【ユニバーサル・セレクション1500円キャンペーン/2009年第4弾:初回生産限定】 [DVD]
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モン族というのはいろいろあるみたいで(ぜんぜんわかってない)(参照:「ラオスとモン(Hmong)族のこと」http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/11/hmong.html)(←http://d.hatena.ne.jp/kinut/20090501/p1経由)こんな曲もある。
『(HMONG RAP) Krayzie Klick- "Reppin Hmong"』
(曲のタイプはグッディ・モブとかそんな。南部産ラップな感じ)(ヒップホップの知識とかロクにないのですっごい雰囲気で言ってる)
(グッディ・モブ→『Goodie Mob - Black Ice』)
でもってこっちは政治的なそれとかじゃなくてもっと個人的な、ダチが死んだ系?でもやっぱモン族な人のラップ。曲はバラードな感じでいいゎ。あとラップ上手いと思う。(おれ、ラップの上手いヘタとかわかんないんだけどさ。でもなんか)
『Plucky-Ang (Hmong Rap)』
こういう曲調が得意なんかなあ?この人。似た感じだけどこれもわるくないゃ。
『Plucky Xiong - Beautiful - Lyrics』
「チェンジリング」であんだけ泣いて、思い出しては泣いて、それがまた「グラン・トリノ」でこんな泣きっぱなしんなっちゃうとはイーストウッドはおれにはKタィ小説以上の涙力。
それで「チェンジリング」は物語として緊密によくできていたけど、「グラン・トリノ」はむしろそういう面は弱くて、でもだからこそれがフトコロの深さにつながってる。細かいことなんかどうでもいいじゃんていうか、紋切り型、御都合主義、類型的な登場人物、なのになのに、出てくる人みんな愛しい、おれはあのちょっとはじめのうちウットウシかった青二才の神父が好きだよ、たとえば、で、そう、受け容れてくれる感じがするんだ。観てると。「グラン・トリノ」
感動ってだけじゃなくて、好きんなっちゃう映画。「グラン・トリノ」
「グラン・トリノ」はそう、お話としてはゆるくて、でもそのゆるさがいーんだよなぁ。いつまでもつづいてほしいと思う。映画だからやがて結末とかは来てしまうんだけれど、でもそれぞれの人たちがみんな愛しい。大した事件の起こらない部分とかがもう。ね。あったかい。工具買いに行くところとかさ。
誰かといっしょにいる、気にしてくれる人がいる、なんかそういうのが、ね。
グラン・トリノはイーストウッドじじいからタオくんへプレゼントされる。それは2人がともだちだからだ。歳もなんもカンケーない。
「救いを求める弱い人たちを助け、訴えられた人や犠牲者を
助けてあげなさい。
その人たちはおまえのよい友だちだからです。
その人たちは、きのうお父さんとバートロが戦って死んだように、
すべての貧しい労働者に自由の喜びをかちとるため、
死ぬまで戦ってくれる同志です。
この人生という戦いの中で、おまえはもっとたくさんの愛を見出し、
そして愛されるでしょう」
ニコラ・サッコ(1891〜1927)が息子に宛てた手紙
(カート・ヴォネガット「ジェイルバード」の扉より)
ジェイルバード (ハヤカワ文庫 SF (630))
LOVE IS.