メリーアン
ねむくないよ。かなしいだけさ。
『Love me, please love me - Michel Polnareff』
昔、頼近美津子、大好きだったんだよなあ。惚れてた。美人で東外大で憧れてた。テレビファソラシドも彼女目当てで見てた。
当時バリバリ童貞だったし、好きな女性といってもどこか観念的だった。美人が好き、美人だから好き、みたいな。
おれには到底無理な東外大受験したのも彼女(と石川淳)の影響だがそれは恥ずかしいのでいま初めて言った。
もちろん東外大におれが受かる筈もなく、ただ二浪で明学(こっちは合格)は渋谷陽一の影響ではない。森田健作に決まってる。ひょしかわくん!
死んじゃうんだよな。人ってな。フシギだけど。
で、自分は生きている。意味がわかんない。生きてるってなに?みたいな。意味とかを問うのはけど、メンド臭いからだよな。日々も、これまでも、そして未来も。順調なら疑問もないさ。
バブル真っ只中の明学英文科にいて、当時、女子と口ひとつ聞いたことのない愚か者。それがおれ。ああ。チャラい青春送りたかった。
頼近美津子はフジテレビに引き抜かれ、「小川宏ショー」の司会になった。小川宏は彼女が気に入らない風が見てとれて、さらに緊張してだろう、頼近美津子、トチリが多かったりとなんとも寒々しい毎朝だったが、憶えているのはボートハウスのトレーナーというのが当時流行り、その取材に彼女が行ったのと、あとはなぜだか朝っぱら、奥様向けのワイドショーにアナーキーが出て来て1曲披露したのだった。番組自体、元々寒々しいのに、更にぜんぜんテイストの合わないアナーキーですよ。あれはいったいなんだったんだろーなー。どうして呼んじゃったんだろ。つか、よく出たよな。アナーキーにしても。朝、早いんだよ。だって。8時半とかから始まるワイドショーなわけでさぁ。
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