クリント・イーストウッド

「ルーキー」(90年)を観ました。
始めの方で「おまえらチーチ&チョンか!?」とかゆうセリフがあったくらいで舞台はイーストL.A.なのです。
イーストLAというのは当時メキシコ系住民の多い貧乏人エリアで、
この映画のしばらく前(87年)には「ボーン・イン・イースト・L.A.」
というチーチ&チョンのチーチ・マリンによる映画もあったりしたのです。
(その映画の公開当時、おれは「ショービズTODAY」で紹介されていたのをなんだか憶えているのだ。)
蛇足にはなりますがタイトルはもちろんブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・USA」からです。
(上記のリンクだと筋もなにも書いてないので英語のそれを。"Born in East L.A." )
(とかわかった風に言ってるが実際それがどこらへんなのかとかそういう事はまったくわかってない。)
さて。「ルーキー」、観る前はもうちょっと軽い調子の新米&ヴェテラン刑事物だとばかり思ってたら、
存外に内容は暗く、夜のシーンが多く、エロと暴力に満ちた映画で意外でした。
イーストウッドはいつもそうだとか云わないでっ。ただ思ったよりもずっと粘っこい、
「タイトロープ」っぽいっなとかなんか思ったんだもん。なんとなし。ふぇ〜ん。)
バタバタ人が殺されるし、顔に血を着けたまま動きまわったりするし。
そう、チャーリー・シーンがメインで、彼がバイクに乗ってたり、実はこれ、「処刑ライダー」だったのです。
でも最後の方になって段々事がオーヴァーヒートして来て、やりすぎ感が強くなって来るにつれ、
実はこの映画、一種のジョークなのだと思われて来ました。「ガントレット」みたいなものです。
チーチ&チョンの名前が出て来たのも実は仄めかしだったのです。
(と、思う。イーストウッドの意図を汲み取れば。違うかも知んないけど。)