國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

あしたまにあ〜な

Kimono My House

Kimono My House


おれの中のファッション・リーダーはコモンとカニエ・ウエストなんだが、
いかんせんおれにはカネがない。大したルックスもない。オーラは尚ない。
で、最近は『Late Registration』をよく聞いているが、おれのカッコは
べつにどうでもいいカッコでしかない。プライヴェートはいつも一人で、
家族と会話する程度、電話も掛かっては来ず、気軽に掛ける相手もおらんし、
最近は右足小指の骨折に由来して外出もままならず、いやべつケガなんかしてはいなくても
休日は一人。42歳独身ならばまあふつうでもあろう。孤独死だけは免れたいが、
とりあえずそれにはカネがいる。しかしない。しょうがない。未来は暗いが、
明るい未来を思えたことは過去数える程度、それもほんの勘違い、更に長続きもしないならば、
またいつもとおなじ。多少マシな経験もしたことを思えばこれ以上贅沢も望めまい。
でももうちょいマシなカッコがしたい。そして青いミニクーパーが欲しい(過ぎた望み)。