國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

読書

しかしすっかり読書のできない体質になってしまった。電車にも普段乗らないし、
そうすると、本読む場所がどこにもない。大体電車ん乗ってても、読まないしなあ。本。
iPod聞いてぼんやりしてるか、かわいい女の子でも見てるか、寝てるか、
ケータイで思いついたこと、綴ってるか。
(自分宛にメールしてるんだよ。気が向いたらはてなへGO !だ。つまりは。)なんかそんな。
最近はもう映画でさえ、ドラマでさえ見るのが億劫なくらい。ヴァーチャルはもう慰めの機能さえ果たさない。
いや、そんなことはないが、お話よりも現実のコミュニケーションじゃないと、
現実の関わりの一環じゃないと、もうだめ。
映画や小説を第一に求める気にはもうなれない。
というか昔から求めていたのは誰かと話すことで、けど昔はともだちのひとりもなかなかいない、
しょうがない、本や映画に慰めを、語りかけを求めていただけ。
だからいまの気分は「書を捨てよ、町へ出よう」だ。町で誰かと関わりたい。もうそうとしか思えない。