『Marvin Gaye "got to give it up" pt1&2』
まとまれないので、断片を相変わらず。
レオン・ラッセルやDr.ジョンは?
彼らは確か2人とも、ガキの頃から黒人バンドでギター弾いたりボウヤしてたり、なんかそんななハズだ。当時で、白人のガキが黒人ばっかん中、混じってるって、滅多なことじゃないような気もするが、まーおれは事情に疎い。
で、彼らの音楽の「黒さ」は?
(してまたレオン・ラッセルの元祖AORっぷりとかもなんとかしたい)
『Right Place , Wrong Time/Dr. John』
『Leon Russell-"Stranger In A Strange Land"』
- 作者: R.A.ハインライン,井上一夫
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ザ・バンドみたいな、なんつーか泥臭い感じの(一見、ね)音楽演ってる人たちって黒人音楽の影響がすっごく強いのに、でもなんだか実際の黒人ミュージシャンとリンクしてく感じがしないのは、でもなんでだろう?
上記、レオン・ラッセルやDr.ジョンにしたって、モロ黒人ミュージシャンといっしょだったりしたぐらいなのに、なんか共演とか客演とかだと白人との絡みが主って気がするし(ゆっとくがおれはあんま知識ないのでfeelingでゆってぉりゅ)。
キャロル・キングにしたって、シレルズやらアレサ・フランクリンの代表曲を書いたりしてるし、本人の音楽だってすごく「黒い」のに、でもシティでもなんでも白人ミュージシャンとの絡みしか思い浮かばない。
ここらへんはアメリカの人種意識、マーケティングの影響ってのもあるのかなあ?そういうのわかんない。だからそこらへんを知りたいし、ちゃんと知識がある人にお話を伺いたく候。ってか、誰か論文書けよ。おれがこうして元ネタ出すからさー。学者の人とかそういうんが仕事なんじゃん。
- アーティスト: シティ
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ビートルズが「レット・イット・ビー」でビリー・プレストンを起用してる問題。(そして未だに「レット・イット・ビー」のDVDが出ない問題。YouTubeで幾らでも見れるけどさ)
同じくビートルズだが、同時期のブリティッシュ・インヴェージョン関連のキンクスやストーンズと違い、ビートルズだけなぜかブルースのカヴァーを1曲も演っていない問題。(なんかのライヴとか未発表とかはおいとくよ)これは当時、イギリスのヤング共がブルースにゾッコン☆LOVEだったことを思えばむしろ奇妙。ストレンジ。フツー演るだろう、ブルースのカヴァー。なんかしら。といってビートルズがブルースに興味なかったとかそういうんじゃないしな。
ハウスとかテクノとかの「黒い音楽」ってのもあるよなー。でもそのへん、おれ、いっちゃん疎くてさー。白人の人のそれと黒人の人のそれがどこがどうで、それがこうで、とかハッタリかませない。情報が持ってなさすぎる。
映画と音楽の問題。これは黒い白いとかってだけじゃないけど、アメリカの音楽を論じる場合、映画ってのは絶対外せない。
ジャズだってラジオもあったろうけど、なにより映画で聴かれ広まった、って部分も大きいんじゃないか?(ジャズはそうして、シングルレコードとそれに伴うヒットチャート以前にポピュラー音楽としての地位を確立、白人にも充分に受け容れられて行き、そして第二次大戦が終わる頃にはすっかり成熟し、ビバップだのへのアートな進化に至り、それがために逆に戦後はヒットチャートとは別の世界に突入。あと、演奏中心で歌がない。これもあるな。で、とりあえずオチはない)それとまた映画で聴いた音楽に影響されて、とかさ。黒白問わず。
プレスリーが経歴のいかがわしいパーカー大佐のせいで兵役でドイツ行った以外は海外に出ず、出られず、ライヴする代わりに映画に出て世界中を回った、とかさ。
音楽より映画の方が昔は偉かった、ってのもある。雰囲気のみならず、産業としても、ね。
The Colonel: The Extraordinary Story Of Colonel Tom Parker And Elvis Presley
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若いきみらは知らんだろうが、あれだよ、昔はねー、チャートに黒人って滅多に見かけなかったんだから。まー、いまの逆。70年代なんか白人ばっかだよ。ほぼ。それを打ち破ったのがディスコ、但し演ってるのはヨーロッパ人だったりする、そこいらもまたなんだかんだなんだが、そういう話は前にしたので省略。
『Get Up And Boogie/Silver Convention』
『D.D. Sound - Cafe』
この「カフェ」って曲、作詞がリチャード・パーマー・ジェームズ!キング・クリムゾンで歌詞書いてたあの人なのがミソ。
『Starless/King Crimson』
それであれね、70年代だとブルーアイドソウルなヒット曲ってのがいっぱいあって、今から思えばチャートの表に出て来れない、あるいは需要があるのに表舞台には出さしてもらえない黒人ミュージシャンの代わりにホワイトソウルがあったりな。
チャートはあれだよなー、きっと白人中心になるように意識的に操作されてたんだよなー。きっと。R&Bチャートってのにきっと押し込まれてた。中学生とかのおれにはそんな事情がわかろうはずもない。
『Elvin Bishop - Fooled around and fell in Love』
トッド・ラングレンの黒さ。(・・・・。つづかない。なんか上手いこと言いたいんだけど)
『Todd Rundgren I'm So Proud/ooh baby baby/La La means I love』
おれはこの前iPod、シャッフルしてて、コレなんてロックバンド?とか思い(いっぱいテキトーに入れてあるから知らん曲、ロクに聞いてないのとかあれこれ入ってる)、確かめると、オハイオ・プレイヤーズだったりしたが、つまりはなんというか、黒人だけど、でもぜんぜん白くね?みたいな方向も見当して行きたい所存。
『Fire/Ohio Players』
(おれがロック?って思ったのはべつにこの曲じゃなかったけど、まーとりあえず)
『clarence carter - patches』
これとかなんかカントリーの人だよとか言われたらおれなんか素直にそう思っちゃうょ。
Atlantic Rhythm & Blues 1947-1974, Vol. 8 (1970-1974)
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音楽の形態と人種との関係。