イングロリアス・バスターズ

ユニクロの朝6時には根性がなくて行けず、9:50からの「イングロリアス・バスターズ」観た。
なんかもうひとつだったなー。食い足りない。
こうしてみんなが褒める映画にもうひとつノレない場合、いつも困る。どこかさみしい。
あそこでどうして「キャット・ピープル」なのか由来を知りたい。

おれが好きなタランティーノは「ジャッキー・ブラウン」であり、「キル・ビル」の後半からラストであって、それはつまりはちゃんとドラマがあるってことで、「デス・プルーフ」はそういうのがないのがまったくないのでそれはそれでよかったけど、でも「イングロリアス・バスターズ」はドラマがあるようで実はなく、登場人物は単にコマでしかなくて、せっかくに出てくる女性がいつものタランティーノらしく持ちあげもせず、ちゃんと生きているのだけれど、でもなんだかウスッペライ。演技と演出、そしてセリフは他の追随を許さないレベルだのにキャラ自体がとってつけただけみたいで。おれは「ジャッキー・ブラウン」の震えて拳銃構える彼女が好きだし、そこに至るまでが好きだし、だからおれにとってタランティーノはお遊びはもちろん魅力だけれど、それ以上に、というかそれを支える登場人物の描き方、人生、ドラマなので、そこらへんがただの設定に見えてしまうと、なんだか物足んなくなってしまうのかも知れない。

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タランティーノには「はなればなれに」のリメイク撮って欲しい。女性をアイドル扱いしか出来ない(それがイイトコなんだけどさ)ゴダールには撮れないそれがきっと撮れることだと期待する。