國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ラブストーリー

「ラブストーリー」観た。同じ監督のなら「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンの方が好みだが、
それはさておき、最後の方で流れる歌がすっごい長渕っぽい。もしかしてパクリなのかも知れない。
だとするとうれしいんだが、あいにくと長渕の曲を知らない。
猟奇的な彼女」でもそうだったけど、クァク・ジェヨン監督ってTVドラマっぽい。どこかしら。
(この2本しか観てないが。でもまあ作風は他のともきっと共通しているだろう。)
なんだろう。画面の印象かなあ。どうしてそう感じるのかはもうひとつわからないけれども。
でもわるい気はしない。「猟奇的な彼女」だって、傑作とかそういうんじゃないけど、好きになれる映画だった。
この「ラブストーリー」(タイトルがありがち、混同し易いのでどうにかして欲しい。)もよかった。
ぐわっとは感動しないんだけど、でも好き。
これがTVドラマだったなら、もっと感動したかも知れない。
いいTVドラマはいい映画にはならない。一方、TVドラマだからこそ受ける感動、ってのも又ある。
映画とTVドラマ、一体どこがどう違うのか、具体的な要因をおれは心得ない。
更にまた、いいMTV、趣深いMTVはあるのに、MTVみたいな映画だと、途端につまらない。
不思議だ。たぶんそれっぽい、映画、TVドラマ、MTV、を定義する、
また、それぞれの違いを定義する要因というのはあげられるのかも知れないが、
きっと本当に違うのは言葉に出来ない部分だろう。
「おもしろい」「おもしろくない」の違いが実は言い様がないように。
違うのは結局「なにか」だ。でもその「なにか」がわからない。
きっとそれは目に見える構成要素ではない。「空気」や「ヴァイブレーション」であって、
言葉とは別のところにあって、当然言葉では補足出来ない。
でもある。確かにある。なんとか捕まえてえなあ。そいつを。
「どうしてこんなに気になるの・・・・。あいつ・・・・。」
「ラブストーリー」のパクリとも言われる「東京湾景」、サンヒョク(パク・ヨンハ)登場だが、
冬のソナタ」、ついに今週最終回だ。ドキがムネムネ。一体どうなっちゃうんだろうね?!
(それはウソ。すまん、惰性で見ているだけだ。ただ終わっちゃうとキム次長と会えないのがちょっとさみしい。)
サンヒョクだとウザくてしょうがないのに、パク・ヨンハとして最近TVに露出が多いので見てるうち
段々いい感じに見えてくるから、人間なんて、ラララーララララーラー♪
東京湾景」、成田空港、警備甘い、甘過ぎる。ヴェリー・ヴェリー・スウィート!