國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

評価

客観的な評価だなんて意味がない。熱くないなら語っちゃいけねえ。笑う気がないなら
石食って屁でもこいてりゃEメール。泣く気がないならドラマも映画も観るこたねえ。
お涙頂戴、お約束、ありきたりの展開、そんなもんが嫌いなやつがなんで映画なんか
観るんだか気が知れねえ。映画だってドラマだって、始めっから泣いてやろう、笑って
やろう、感動してやろうって気構えで観るもんで、そうじゃないなら、一体どうして
作り話に自分の時間なんか割かなきゃいけないんだか、そもそもがわからねえ。そんな奴の
気が知れねえ。欠点見つけて、そんなもんばかり取り沙汰して、一体それでどうしたいのか
理解できねえ。しかめっつらして、笑わないようにがんばって、はて誰の葬式だい?誰か
エライ人でも死んだのかい?それでおべっか遣って笑わねえとでも言うのかい。
しょーもないダジャレで笑わない奴の口からおもしろいことが飛び出すのはとんと見たこたねえ。
「これのどこがおもしろいんですか?」そういうお前が一番おもしろくねえ。つか、おれを
笑わせてくれ、そこでコケてみせてくれ。でもできやしねえ。笑う気のない奴に人を笑かす
こたできねえ。おれはさ、泣いて笑って感動して、いい気持ちになりたいのさ。
そういうのんが好きなのさ。冷静な評価、ならまだいいでしょう。でも「絶対的な評価」
だなんて、そもそもありえるはずがねえ。感情揺さぶりたいだけなのに、それとは別の
評価だなんて、一体どこ行きゃ売ってるんだか、チンコロマンコロ、
どうでもいいゼ、どうでもいいヤ。