國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

サマージャム’05

常夏の国にサマーソングってないよなあ。そういえば。
大体あらためて「サマー」もない。毎日夏だ。
南の島の音楽って、でもどうして「夏」っぽく聞こえるんだろうなあ。
「夏っぽい」ってどういうことなんだろうなあ。どーでもいいよなあ。そんなこと。
なんとなく言ってみただけの公的見解。
現代音楽にも「サマーソング」ってあるのかなあ。
でも「サマー」ってタイトルにつくそれはありそうだけど、
でも「夏っぽい」かどうかだ。決め手は。肝心要。
夏っぽい現代音楽。
あとプログレとサマーソングも、まず関係なさそうだ。
(ELPの「ラヴ・ビーチ」を除く。)
Love Beach
1.Long Time/レイ・ハラカミ
2.Summer in the City / Lovin' Spoonful
3.サマージャム’95 / スチャダラパー
4.グルーヴ・チューブ / Flipper's Guitar
5. Hot Fun in the Summertime / Sly & the Family Stone
6.Lovers Rock / Sade
7.Summer Breeze / The Isley Brothers
8.Sunshine Girl / Parade
9.Heat Wave / Martha & the Vandellass
10.オバQ音頭 / 石川進
11.ビッグ・バンド・ビンゴ / Flipper's Guitar
12.Time of the Season / The Zombies
13.Summertime / Janis Joplin
14.Watermelon in Easter Hay / Frank Zappa
15.Luxury:Cococure / Maxwell
16.Being with you / Smokey Robinson
17.Summer (The First Time) / Millie Jackson
18.Summer's almost gone〜Wintertime Love / The Doors
19.天使の誘惑 / 黛ジュン
20.シーサイド・バウンド / ザ・タイガース
曲順は単に思いついた順でしかない。並べなおしたい。が、面倒だ。とりあえず。
選曲は御覧の通り、ロックっ子らしい、ありきたりになっている。
まあ、サマーソングはありきたりじゃなきゃ意味もないが。
「オバQ音頭」は夏といえば盆踊り。盆踊りといえば、これがおれの世代の定番中の定番。
おれだってレコード持ってたぐらいだ。知らんやつはモグリかアカ。
パレードの「サンシャイン・ガール」はおれが中学の頃くらいまではラジオの定番。
よくかかってた。別にレアものじゃあない。
パレードといえば、アルバム出すことなく解散しちまったようだが、
後々、日本の企画でいろいろ集めて彼らのアルバムが出たことがあった。
なぜかジャケットの絵が城戸真亜子(!)。出た当時買ったけど、でも
ぜんぜん聞かなかったなあ。「サンシャイン・ガール」以外。
で、他にも「サンシャイン」ならばドノヴァンとかあるが、最近CMでも使われてたり
するのがシャクじゃねえか、「サンシャイン・スーパーマン」、で、ドノヴァンならば
「メロー・イエロー」が昔のラジオの定番。エレクトリカル・バナナ。
70年代半ばの話だ。補足。
フリッパーズ・ギタースチャダラパーが入っているのが気恥ずかしいが、仕方ない。
おれとしては最近だしな。聞くようになったの。40歳過ぎてから。で、ちょっと流行り。
この手が好きだというと見た目が気弱そうな人みたいで、イヤだが、でも事実そうだ。
自分がオザケンのライヴビデオ「Village」に映ってる客みたいなのはなんかヤだが、
仕方ない。それが事実だ。受け入れるしかない。次回生まれて来る際には山田優
並んでも遜色のないルックスと押し出しになる予定。そんなわけでフリッパーズだけ、
2曲入れてある。このへんテキトー。縛りはあるけどない。目隠し&言葉責めはアリで。
ジャニス・ジョプリンの「サマータイム」は入れんわけにはいかん。
だって「サマータイム」だよ。夏時間ですよ。クールビズに合せてみた。
(「クールビズ」がすごい気に入ってるのを告白しよう。最近。意味もなく
「クールビズ」といいたくなってしまう。特命係長只野仁もきっとクールビズ。)
レイ・ハラカミのは先日のアルバムの冒頭の曲だが、短いし、正にイントロっぽいので
なんか入れてみた。きっと夏は関係ない。シャーデーはレゲエは今回ないので、
でもそれらしいモンてことで、ほんの僅かな一捻り、しかもタイトルが
「Lovers Rock」ならば尚好都合、入れてみた。
ゾンビーズ、「二人のシーズン」ならばピンキーとキラーズ「恋の季節」も
入れるべきかとはいま思いついた。検討しよう。
ラヴィン・スプーンフル、「サマー・イン・ザ・シティー」、これはもう絶対外せないが、
どちらにせよ今回の選曲、おれが中学とかそんぐらいまでの時代のラジオの定番が
中心だ。ただスライの「Hot Fun in the Summertime」は渋谷陽一が好んでかけてたのに
影響を受けている。これはもう大学生以降のことじゃないかと思う。
にしてもラジオがらみは変わらない。
スモーキー・ロビンソンの「ビーイング・ウィズ・ユー」が果たしてサマーソングなのか
どうなのかは知らん。でも「夏っぽい」からいいや。(あ。ちょっとレゲエっぽい
かも。この曲。)あと、この曲のPVがなんかビーチとかだったりしたような気がする。
季節はわからんが。小林克也にそこいらは聞いといてくれ。
ベストヒットUSAで昔々見たんだ。1981年。
ミリー・ジャクソンの「Summer」はアルバム「Caught Up」のラスト曲。
妻が、女作った旦那に2人が出会ったあの夏を想い出しつつ、
「さようなら」を言う曲(?)
歌詞とか実はちゃんと確かめたことない。が、不倫をテーマの同アルバム、
どうもそんな感じで締め括られていると推測されるゆえ。
(やっぱりそんな風らしい。でも正直、愛人がそう言ってるのかとついさっきまで
思ってました。じゃ、違うじゃん。情けない。)

Caught Up / Still Caught Up

Caught Up / Still Caught Up