國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

クリント・イーストウッド

「サンダーボルト」「ブロンコ・ビリー」を観ました。
「ブロンコ・ビリー」のソンドラ・ロックは正に「イケズ顔」だった。そうか、この印象があったのか。
「ブロンコ・ビリー」はテントに火がつくあたりで、そこをおぼろげに憶えていた。
そんなわけで前に観た事はあったと確認。

  • 「イケズ」な女って、「ビッチ」ってことか。もしかして。
    「ブロンコ・ビリー」の彼女は確かにビッチでビッチ顔だったし。

「サンダーボルト」は初めて。もっともっと若い時に観とけばなあ。
今頃遅すぎるよね。おれ。
そうか。「スケアクロウ」みたいな男二人が出会ってのロード・ムーヴィーだったんだ。
(「スケアクロウ」みたい、ってのは双葉十三郎の「ぼくの採点表 1970年代」の
「サンダーボルト」評にある言葉だが、それ読んでそう思ったんじゃないもん。
誰だってそう思うんだもん。フンゴマラ。)
みんなしてバイトするのがよかった。アイスクリーム屋やらビル掃除やら。
70年代前半なニューシネマな雰囲気のいい映画でした。しみじみ。
あのザックリした感じがいいんだよなあ。
(冴えない感想だ。なんとも。)
監督のマイケル・チミノ「天国の門」はよかった。
中身はなんにも憶えてないけど、よかったのは憶えてる。