小雪
《 ビョークに感銘を受けて、ウィスパーヴォイスで
イージーリスニングを歌うというのがよくわからない。 》〔id:flores〕
これは昨日の朝、テレ朝の芸能ニュース見てておれも思った。
その時ちょこっとだけ曲がかかったんだけど正に
「ウィスパーヴォイスでイージーリスニング」って感じだったので、あれ?と。
実際それ以上はどんなもんかはわかんないけど、っつうかどうでもいいけど、ただ思い起こしてみれば
昔のニューミュージックの人なんかだって、ビートルズやボブ・ディラン聴いてて、
結局やってる音楽があんなだったり、本人ハードロックのつもりが演歌だったり、
ってのがよくあった、つうかそれが普通だった。
そしてまたその後サウンド面ではまったくに「洋楽っぽい」(これ、誉め言葉)ものになったと思ったら
歌詞が「自分らしく生きよう」と来たもんだ。ニューミュージックの歌詞の方がまだしも誠実、
というかちゃんと本人の心情をきちんと反映・表現してたと思う。
現今の歌詞と称するものはあれはまるで借り物のお題目、キマリごとをただ守ってるだけみたいだ。
ロックでもヒップホップでもなんでも日本に入って来るとダシ利いちゃって垢抜けなくなりがち。
所詮借り物で伝統や歴史的必然性の上での表現ではないせいかしら。
向こうさんだと、例えば考えてることは大したことなくても、くだらなくても、
背景があってのことだから表現になった場合に普遍性が出る、「永遠を指し示してくれる」、
そういう可能性が一般的になりやすいのかも知れない。
そんなことより小雪だが、繰り返し書くが「池袋ウエストゲートパーク」の時の
色気・魅力は一体どこ行っちまったんだぃ?ハニー。