國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ブルース

ちょうどid:gotanda6さんがブルースは嫌いという話をしていて(コチラ)、ついでにブルース関連の話で、
ブルース・ムービー・プロジェクト(おれはいまさっき知った)ってやつ、その一環、
「ゴッドファーザー&サン」は観てみたいなあ。しかし「エレクトリック・マッド」
(聞いたことない)が再評価されてるなんて話、初めて聞いた。
そうだったのか。詳しくない。いろんなことに。大体最近聞いてるのは
ニュー・エディションだしな。「ニュー・ジャック・シティー」のサントラ聞いて喜んでるしな。
「青春歌年鑑」の80年代分聞いて、♪涙のTake a chace とか口づさんでるしな。
すっかり気分は80年代へトリップ、おニャン子クラブの会員番号、当時は一通り憶えていたものだよ。
それが今はモー娘。とかさっぱり興味がない。
ちなみに現在のBGMは「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」
(ライナーを「仕事!」スタッズ・ターケルが書いてる、ってのがミソ。大ミソ。
同著者の「人種問題」とかもおもしろいよ。オススメ。図書館に行けばある可能性が高い。
インタヴュー集〔大概、一般人相手〕なのでパラパラと読むことも出来る。
時事的なことで云ったならば「よい戦争」なんてのもある。)だが、これ、
今回のCD半額レンタルで借りたやつで、そもそもLPでは持ってたけど、ずっとずっと
聞いてなかったし、LPの方も買った当時からそんなに聞いてなかった。マディ・ウォーターズ
ってもうひとつピンと来なくて、シカゴ・ブルースの大物ならばハウリン・ウルフが
もっぱらに好きで、そちらは結構よく聞いてたし、単に好きというカテゴリー、
マイ・フェイヴァリット・アーティスト、に入っていた。
ゴッドファーザー&サン」、ヒップホップ方面からはチャックDにコモン(作務衣系。新譜は
カニエ・ウエストが関わってたりして期待出来そう。前回はロックやってたけど、今度は
どうなるのかしら?80年代ソウルな感じ、とか?)て、如何にも、だなあ。
まあこういう場合、「如何にも」なメンツになるのはまったくのあたりまえで、そうじゃない
ってことは想像しづらい、というかこういった企画自体が「如何にも」であるし、
それにおれが観たい、興味持つのも、この「如何にも」さ加減なわけで、「お約束」は大事だという話(?)。
ゴッドファーザー&サン」の解説に
"黒人たちの生の感情を描き、ときには雇用人や社会への怒りを訴える両者"
という風にヒップホップとブルースの共通項として書いてあるけれど、おれの見解だと
ブルースとヒップホップの共通点は
"女への呪詛と銃の話、そしてワル自慢"
だということになっている。(あ。いけない。弱気に「私見ですが」みたいなこと書いちゃったよ。
よって、上記若干訂正、「おれの見解だと」、じゃなく、「パブリック・コメントとして」に変更します。)
ブルースといえば、ストーンズは当然、アニマルズもキンクスザ・フーも皆そのへんの人たちは
ブルースのカヴァーをやってますが、ビートルズはぜんぜんやってない。
(未発表音源だとかハンブルグじゃどうとかはナシで)
(あとそこいらへんのバンドって、プレスリーのカヴァーって、ないんじゃなかろうか。)
"Electric Mud"、カスタマー・レヴュー見たら、「モンド」とか「ブレイクビーツ」とか
「こんな面白いマディ・ウォーターズはほかにない」とか書いてある。
すげえ聞きたくなって来た。買っちまうか。この際。
(期待しすぎて聞いてガッカリ、ってケースも十二分に考えられるが、そういう細かいことは抜きだ。
男ってのはイク時はイクんだよ。でも塗るんだよ。グンジョ色に。)